今日は税務を戦略的な視点で見た場合の投稿をします。
はたやんは事業をやる上で、ビジネスモデルとかアイディアと同じくらい税務・会計を押さえることを重要視しています。
税務戦略とは
税務戦略とは、会社が経営目標や経営計画を達成していく中でその方向性にあった税務上の基本的な考え方です。
税務戦略とは、単なる節税とは異なります。
経営計画策定時に、将来の利益を予測し、設備投資や人員の採用、資金調達等を検討すると思います。そこに税務対策も織り込んでいく必要があるでしょう。
この対策は経営計画を前提に行われるべきでしょう。
会社が設備投資や販路拡大を目指している場合に、節税にこだわりすぎて、その目標を達成できないとしたら本末転倒です。
適正な納税は、会社にとって必要なことです。
そういった意味で、税務戦略と節税には大きな違いがあります。
様々なことを検討した結果、長期的な視野に立って、今期は節税策を取らないといった決定もあり得ます。
会社はなぜこのような税務戦略を行うか?
個人には死があるのとは対照的に、会社は永久的に存続(ゴーイング・コンサーン)することが前提となっています。
そのためには、利益を獲得することが必要です。
そして、この利益は会社に蓄積され、将来の利益を生み出す元手となります。
会社の財務体質の維持・強化を考えていくのであれば、税務対策をし倒産しない強い会社を作っていく必要があります。
最後に
不況、停滞、後退・・・、日本経済は、出口が見えそうで見えない状況が続いております。
しかし膠着しているわけではなく、目まぐるしいスピードで変わり続けています。
一つの判断の誤りが、会社に大きなダメージを与えることもあれば、的確な判断が逆に大きな利益を与える可能性もあります。
現状を分析し、将来を見据えた税務戦略が必要となっているのです。
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