会計のテキストを久しぶりに開いています💦
会社の業績であり、儲けについては下記のような記述があります。
売上-費用=利益(=儲け)
会社は過去の業績を判断するために、1年、1か月に切り分け、期間ごとの売上げから費用を差引き、その差額である期間利益を計算しています。
ですが、このようにして計算される期間利益という奴は、実は危うい存在です。
上場企業等で会計監査が強化されても、粉飾が消えないのはこの仕組みに問題があるからです。
経営者はその期間利益の多寡で評価されてしまい、一方で、その期間利益は簡単に操作できてしまいます。
ですが、小手先の操作をしたところで、経営実態は全く変わりません。
経営者の使命は、会社を存続・発展させることです。足元の短期の業績を積み上げることではありません。
会社は将来に向かい止まることなく進んでいます(ゴーイングコンサーン)。
ビジネスには様々なサイクルがある中で会計はそのサイクルを無視し、期間で区切って業績を計算しています。
実に不条理ですよね。
利益と儲けは別個の概念です。
「儲け」とは、稼いだ現金。つまり、キャッシュフローのことです。
預金口座にお金がどんどん貯まり、気持ちにも余裕がある状態とでも言いましょうか。
「利益」とは、計算上、売上から費用を差し引いた金額がプラスであるということです。
一番大切なのは、利益ではなく、キャッシュフローということです。
とにかく銭勘定がもっとも大切です
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