＜日干支読み＞2017年12月23日【甲申】「絶中の生」【天馳星】「天風」
本日は甲木申金ですね。
干支は「時間」と「空間」から成り立っています。
甲は自然界では「樹木」
申は「鉄鉱石」「鉄」、季節は「秋」、時期は「新暦の8月」です。
本日の干支のイメージ画像
「紅葉した木々の隙間から差し込む木漏れ日」
【甲申】【秋木の弱気】
地支の金性に剋される最弱の立場の木性、十二大従星は天馳星でエネルギーは1点、しかし、木性が生を得る為の滋潤（壬の存在）は座下に確保されています。
秋生まれは、季節的に爽やかに乾燥しています。最も甲を材木に整える環境に最適です。もし、他に根（寅・卯・辰・未・亥）がなく、そして、火性がある場合は季節の金性を火性が制剋し、甲を材料とします。
秋月に生まれ甲の根がある場合、生木を調和し金性を抑える火性が絶対に重要になって来ます。
日干支の力「日干支」はその日の「時間」と「空間」を表します。
私たちは日干支が持つ「時間」と「空間」に入っている状態です。
つまりその干支が表す自然界や画像には、その日の「気」があります。
「日干支」が持つエネルギー、メッセージと同調する事で「生き易く」「活力を得る」ことができます。
「人間」は「自然」そのものだからです。
☞本日の「空間」からのメッセージ
本日は、新しい世界へに「初めの一歩」を踏み出す良い日で、テーマは「身軽になって新しいサイクルを始める」です。連続する小さな運勢サイクルが始まる日です。サイクルの初まりに当たり、「今」自然と取り掛かりたいと思う事に着手してみてはいかがでしょうか？それが次の未来、新しいサイクル動き出す「ベイビーステップ」になると、今日の「空間」が教えてくれています。また、この干支は「自分を人の為に活かす」という気を備えています。自分が成長したいと思うよりは、周囲の為・世の中の為・パートナーの為・社員の為など、利他の心を心懸けると良いとも教えてくれています。「use me」の精神で今日を大切に！本日も私のブログを読んでいただきまして本当に有難うございました。
目 次
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- ＜日干支読み＞2017年12月23日【甲申】「絶中の生」【天馳星】「天風」
- ☞本日の「空間」からのメッセージ
- 「甲申」の意義
- ☞「天馳星」からのメッセージ
- 「甲」の意義
- 「申」の意義
- ブログランキング
- パーソナルセッションのご案内
- オススメ記事
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「甲申」の意義
「甲申」は、昨日の「癸未」で、筋道を立てて改革し、過剰なものを切り捨てて活力を根幹に取り戻し、自らを堅持する努力が行われていけば、ちょうど電光のように屈伸しながら伸長していくことを表しています。色々な障害が増幅して苦労はあるでしょうが、とにかく紆余曲折しながらも進展して、冬の厳しい時期に備えるのが、「甲申」です。しかし、屈伸に慣れて現実に妥協してしまうと、明日の「乙酉」で屈曲だけになってしまい、伸び悩むことになると示しています。
「申」は、伸に通じる一方、「陰気活性化し万物が損なう」との意味があります。また、「活力を内に集め納める」という意味があります。前日に続いて物事を省き簡素化して、活力を収斂することを意味します。
「甲」は「東方の初め、陽気が萌（きざ）して動いて、木が種のさやを頭に戴いている様を表しています。生命が細胞分裂を起こして芽生え始めること、つまり物事を始めることを意味をします。これが、さらに新しい政府が法令を定め、新設の会社が社則を決め、新しい体制を作り始める意へと発展します。
「甲申」は、陰陽が複雑に交差して、様々な多難な状況の下でも、なおも新しい一歩を踏む出すべきことを教えてくれています。
「甲申日」生まれの特徴
この日干支「甲申」は天干「甲木」から見て地支「申金」で十二大従星の内で最弱エネルギー1の天馳星が現れます。
「甲」は樹木、「申」は秋の季節であり、「成長の止まった（最弱）の秋の樹木（甲木）」を意味します。
「甲申」を持って枯れた木、「死木」と捉えることができます。
「申」（秋の時期の）水分を全て失い固く身のしまった甲木（樹木）は能材（木材）として用いると良材となります。
つまり、
我欲を通しすぎて、己の成功に固執せず、己を周囲・世の中の為に役立てようとする意識・謙虚さが運勢を稼働させることになります。
成功しすぎると謙虚さを失い道を踏み外すか、失敗しやすく注意が必要です。
甲木（樹木）を能材（材木）として利用するには、良い斧や刃物が必要です。
そして、鉄を火で鍛えることで良い刃物・斧になります。
よって、日干支「甲申」以外に宿命に「庚金（鉄・斧・刀）」「丁火（火・焚き火・炎」が揃うと衆を率いる大器の人物となります。
これらが揃うととても良い宿命となります。
地支「申」の蔵干（二十八元）には「壬水」（大きな水、海）があるので「絶中の生」と呼ばれます。「壬水」は大きな水で主に塩分を含んだ水「海」を表します。
昔から各地方に「木場」という名所が残っている様に、樹木は海水に浮かべておくと腐りにくいとされており、
「壬水」があれば能材としての質を維持することができるとされています。
この日干支は「丙火（太陽）」と「癸水（真水・雨）」と宿命に一緒にあることを嫌います。
太陽の光と雨の水は甲木を、濡れては乾かし、乾かしては濡れの繰り返しとなり、樹木を腐れせるとされています。
丙火と癸水が共にあることは「甲申」を役に立たないものしてしまいます。
丙・癸が揃うと、男性であれば家庭運はあまり良くなく妻子に縁薄いとされています。
また仕事運も伸展せず、プライドの高いだけの人になりがちであるとされています。
☞「甲申」の「性格」と「未来」
「六十花甲子」の「性格」と「未来」についてです。「干支」自体が所有する意味です。
「性格」
何をやってもできてしまうので、色々なことに手を出し、結局は何一つとして極めることができない性格です。「多趣味、多芸、一芸に秀でず」といったところでしょうか。便利屋的存在で終わらないように注意が必要です。
パワフルで、エネルギッシュな資質を天性として持ち合わせていて、忙しく働いていなと病気にかかりやすいタイプです。この豊富なエネルギーを有効に活用、活躍できる環境が必要です。
「未来」
一芸に専念することが人生のポイントになります。元々なんでも上手くこなすことが出来る人ですので、便利屋さんに終始してしまう可能性が高いです。あれこれ手を出しているうちに、若い一時期、華やかな成功を飾ることはあっても、中年から晩年にかけて運勢は下降線を辿りやすいです。しかし、人生の目的を持って人生を歩む場合は、後年に大輪の華を咲かせることができます。この運勢の開花は一つの事を長い間、少なくとも十五年から二十年と続ける事で成し遂げるとされています。
☞「天馳星」からのメッセージ
無限のエネルギーを内蔵している星です。無為自然（ありののまま）を意識する。心を束縛された状態から解放し、眼前の事、好きなことを、時間を意識せずに、自由にする。
「天馳星」の特徴
「あの世」の頂点の星
精神性の頂点
- 精神性が強い（精神力）
- 精神的分野に向く。
- 精神的苦労に強い（子供の頃のイジメ、上司のイジメ）
- 精神的に悩んだり、苦しんんだりする事を大いにすると、この星の才能が伸びる。
- 精神的な苦労・修行が必要。
- 自分の欠点や課題を反省する。（ノー天気でいては駄目）
- 冷静な判断ができる（冷たい人に見られやすい）
- この世の枠に縛られない。
瞬間的に大きな力を発揮できる。
- 天将星以上（短時間）
- 持続力に欠ける
※集中して短時間でこなしていくと良い。
- 十分に休暇を取る必要である。
- 何かをやり遂げた後はボーっとする（両極端になるが自分でコントロール出来ない）
- 短時間で色々な事を考えたり、複数の事を同じに考える事ができる。
- 周囲とペースを合わせるのが苦手。
- 自分のペースで自由に実力を発揮できる環境に向く。
- 直感力が豊かで、感性が鋭い。
- 閃きがある。
- 霊感の要素がある。
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「甲」の意義
「十干」の「甲」の意義 - はたやんの手帖「運勢を稼働する」
☞「甲」のポイント
「今までの既存勢力・旧体制に限界が来て破れ、革新・改革の動きが始まる」
「自然の機運に応じ過去の慣例・慣習・考え方・因習を破り革新に一歩を進む時」
「旧来の因習、陋習に慣れすぎ、なし崩しやルーズにすることに注意する」
「申」の意義
昨日の「未」に続いて「申」は、「旧来の体制を整理し、新しい勢力に対する対応を果断に行って、活力を蓄えるべきこと」を示しています。
したがって旧来の体制を整理し、新しい勢力に対する対応を果断に行って、活力を蓄えるべきだと教えてくれています。その為の「人事」「選人」が非常に大切になります。「善悪、新旧、あらゆる分野で、新しい、あるいは反体する勢力や動きが一層盛んになって、自体が紛糾してくるので、いよいよ果断に対処して、冬のむずかしい時期に備えるべきこと」を示しています。
『古きの整理』『新しきへの対応』
『人事・人選に気を使う』
『活力を取り戻す・蓄える・備える』
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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