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【運命学探求】六十花甲子『乙丑』の意義と宿命

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『乙丑』

「乙」の語源は乙形の骨ベラを由来としていて、糸の絡みを解く道具の象形から「乱」をおさめる事を表意する字です。
春秋戦国時代から漢の時代を経て中国で陰陽五行の成立・発展しました。
陰陽五行論の進化・発展の伴い、「字」の解釈も発展してきました。
許慎の「説文解字」が出現し、十干は天地自然の運行とを結合させて考えられる様になりました。


「乙」

「乙」は「説文解字」では「春に草木、が冤曲(まがりくねる)して出るも、陰気なお強く、その出ることと乙乙(いついつ:出にくいさま)たるを象どる」と記されています。
春の初め、草木の芽が甲燐を破って出かかる状態です。
寒気ま尚強く、まっすぐ伸びきれず、曲がりくねった形になります。
 
 

「丑」

丑(ちゅう)は又(手)に爪形がいくつも付い多様な形であり、手の指先に力を入れて強く物を執る形と言われています(白川先生『字統』)
それが「隷書」では又に縦棒が一本加わった形としています。そこから、曲がった腕を真直に伸ばす象形としています。
説文解字」には「丑は紐(はじめ)なり、十二月(旧暦)万物動き、事を用いるに手をあげるの時なり」と記されています。
また「漢書律暦志」には「子に孳萌(じぼう:増え芽生える)し、丑に紐芽(ちゅうが)す」と注されています。紐芽とは、曲がる腕や、芽が曲がりつつ伸びるを待つ様で、子年に出た芽が、乙と同じ様に、伸び悩んでいる形だと説明しています。
屈曲した腕や芽が伸びようとしている姿を表意しています。

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「乙丑」の意義

「乙」と「丑」が出会うと「外界の寒気、抵抗によって曲がりくねった芽が、伸びんとする意思を強固に持って、なんとか伸びようと、伸ばそうとしている。忍耐・忍苦の姿を示している」と「干支の活学(安岡正篤先生)」に記されています。
「甲子」の年に生まれた創造・発展の芽が、抵抗に出会い、屈曲を余儀なくされていて、指先に力を入れて掴んで離さない様に、曲がった腕を伸ばそうとする様に、初志を曲げずに最後まで貫徹する様にと教えている。と説いています。

干支の活学―安岡正篤 人間学講話

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☞【乙丑】(別名:平和)のポイント

「乙」は旧来の陋習(ろうしゅう)を破って新しいものを創り出す為に、「甲」の春気に応じて改革の動きを始めたものの、ちょうど春の陽気に会って外に出た新芽が、冷たい寒気の残る外界の抵抗で真っ直ぐ伸びられずに曲がりくねっているように、伸び悩む姿を表します。その中で、生まれて落ちたばかりの赤子が、初めて曲がっている手を真っ直ぐに伸ばすように、初心を曲げずに貫き通すのが「丑」(ちゅう)の意義です。
「丑」にはまた、「養う」と同時に「紐」(結び)の意があり、「亥」や「子」の段階では裏に隠れていた問題が、徐々に大きくなって「丑」で表面化しますから、人々が相い結び結集して、それらの問題に当たるべき事を教えてくれています。
「乙丑」(いっつちゅう)では、昨日の「甲子」で新しい事業を始めたものの、依然、内外の抵抗が強いし、色々な問題も出てきますが、一致協力して、苦労しながらも努力していく事を意味しています。その際に注意すべき事は、少しの混乱や困難があっても性急に解決しようとせずに、初心を堅持しながら、ひとつづつ念を入れて慎重に対処するべきだと教えてくれています。



「乙丑」の日に生まれた人の特徴

「乙木」は草、根を表し、季節は春です。
「丑土」は湿った土で、季節は晩冬です。。
日干支「乙丑」を別名「雪中和生の木」と言います。

「丑」の性質
  • 土性(湿度)・・・万物が育つやすい。
  • 冬の終わり・・・春をじっと待つ時期。
  • 土は自分からは動かない・動けない。

「土性(土用)」は運勢そのものに「粘り強さ」の気を備えている。
日干支「丑土」の人は特に粘り強いので、特に苦しい時ほど、チャンスが来るまのを待つ姿勢で運勢稼働する。
(冬と春の季節を繋ぐ十二支で、春の訪れは間近だから)

「乙丑日」

別名「雪中和生の木」と呼びます。
天干「乙木」が地支「丑土」を剋す関係ですが、「丑」は蔵干(二十八元)に、初元「癸水」中元「辛金」本元「己土」があります。
本元から順に「土生金」「金生水」と生じます。
更に初元「癸水」から日干「乙木」を「水生木」と生じます。
よって、天干が地支をを剋す形ではあっても、「友情」といい良い形であります。
下から順に生じられ最後に日干が生じられる形→◉最後に自分が助けれれる「宿命」

◉非常に粘り強い運勢

  • 土壇場に強い
  • 苦しい時に助けられやすい。
  • 配偶者が肉体的にも精神的にもしっかりとしていると伸びる宿命です。

宿命内に太陽(陽光)を表す「丙火」があると「乙木」(冬草)が旺盛に茂る良い「命」となります。

「刑」「丑」「害」を嫌う。

「丑」が「刑」「冲」されると本来の天干「己土」の良さが出せません。
「散法」(冲・刑・害)に出会うと粘り強さが半減、壊れてしまいます。
「合法」が合わさると調和を得ることができます。
「乙丑日」は特に「冲動」を忌み嫌います。

「辛」を嫌う。

日干「乙木」は草木を表意します。
「金性」特に「辛金」を嫌います。
丁度、草木の根っこを鉄や石で断ち切られて枯れてしまう事を意味します。


「乙丑」の「性質」と「未来」

日干支・月干支・年干支のどこにあっても同じ解釈です。

「性質」

着実にゆっくりと、人生を歩んで行く努力家です。外見は穏やかに見えますが、内面はなかなか強情で、自分の思った通りのマイペース人生です。理知的な物の考え方をするのですが、その思考の幅は狭く一つ好きになるものがあると、どこまでもそれを掘り下げて行く融通の利かないとこもあります。不器用な人のなりやすいのがこの宿命です。


「未来」
この宿命は大器晩成ですので、若い頃には実力を充分に発揮することはできません。つまり、経験や実力をつける努力をコツコツ積み重ねた後、ようやく花開く人なのです。男性女性を問わず、結婚後が特にポイントです。この時の努力の結果が中年以降の開運に繋がってきます。この宿命の運とは、名誉運よりは財産運を示しています。



☞【天堂星】からのメッセージ

  • 現実面・精神面の両方をバランス良く選択する事が重要
  • 出しゃばったり口うるさい姿勢は注意!!
  • 相談役に徹する
  • 物事の後始末をつける
  • 静穏な時間、調和とバランを大切にする

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本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。



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