<干支・星読み>2017年2月3日【辛酉】【天禄星】
本日のテーマはズバリ!!
「激しい革命(自己改革)」
「新しきが生み出される」
「中庸」と意識しながらも「現実」を動かす。
です。
十干、十二支と干支的にも星的にも改革パワー満点な日ですね。笑
※お忙しい方は最後の開運フレーズに概略をまとめています。
(十干・十二支・干支のポイントと開運フレーズを見ていただければ指針が見えてくると思います)
目次
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辛の意味
辛は「金の弟(かのと)、辛金(しんきん)」です。
辛は新で、前日の庚の後をうけて、草木が粛然と自らを改めて新しいもの(実)に生まれかわることです。
”辛は万物の辛生(新生)に通じる”
辛の字は、亠(なべぶた)と干と一から成り、亠は上を象(かたど)り、干は上を冒すことをいい、一は陽気を表します。
つまり、これまで下で醸成されてきた活力が、いろいろ圧力をはねのけて上に向かって噴出する形を表します。
”今まで下に伏在していた陽氣が上に出現する”
抑えられて伏在していた大きなエネルギーが表に出現する状態です。
”破壊・殺傷・地震”の意味も含みます。
「白虎通義*2」には、辛は殺傷の意味を含むとあります。
辛は”つらい・からい”と読みます。
上・地上を冒すことに伴う痛み、つらさ、大変さ、を表しています。
”矛盾や抑圧を排除し、試練を乗越え発現する様”を表します。
昨日までの(丁・戊・己・庚の日)と続いた新旧の対立・自己葛藤がいよいよ頂点に達し、優柔不断な態度を続けていた者は、ここで断固として自らを刷新しないと、下からの突き上げで大変動が起こり辛く、厳しい状況におちいる。個人で言えば未来が見えない閉塞感を感じるめにあうことを表しています。
明日以降、壬・癸と破壊的な革命・革新の天干が続きます。
辛で試練・課題に立ち向かわないと悪い因習が定着し、自己の高い価値基準に沿った未来には程遠い世界にむかいます。
「史記」(律書)
辛とは、万物が新しく生まれる(辛生)こと意味します。
「漢書」(律歴志)
辛の時節には、万物がことごとく新しくなる様を表します。
「説文解字」
秋の時節、万物が成長の極みに達して身が熟します。固く、味わ辛く、痛い。
「五行大義」
辛は新で、新しいです。
「辛」は、万物が粛々と自らを改めることで、立派な身を作ること。を意味しています。
人事・ビジネスにおいて
辛は丁・戊・庚、と続いた新旧の対立がいよいよ頂点に達し、優柔不断な態度を続けていた者は、ここで断乎として自らを刷新しないと、下からの突き上げで大変動が起こり、血を見て、辛く、酷い目にあうことを示しています。明日以降の壬・癸と破壊的な革命の天干が続くので、辛で失敗すると取り返しのつかない事態に入っていくことを教えてくれています。
辛のポイント
日々新しく生まれ変わって、次の新しい段階に進まないで、旧態依然たる態度を続けていると、下からの突き上げ・反対勢力・回帰の気・弱き心・悪き因習(癖)の抵抗で、辛く、厳しいめにあうことになるので、思い切った改革が必要だと教えてくれています。血の革命のエネルギーがあります。
酉の意味
酉は陰金性で宝石・貴金属を表します。
字形でみると酉は「西」と「一」から成り立ち、西は方角で一は地面・地平線を表します。
十干で表すと「辛金」となります。
季節は”秋の真っ盛り”を意味します。
卯木(うぼく)が表す「春門」に対して、辛金(しんきん)は「秋門」を表します。
つまり
「物事の終着地点、万物の終わりを告げる時・場所」を意味します。
「旧サイクルの終わりを意味し、新サイクルに向かう為、一度落ち着き見直す時」とも読み解けます。
季節は八月(新暦九月)、酉は就(しゅう)で、物が成就することです。
「八月、黍(きび)が成熟して、それで酒を酎(かも)す」を意味します。
酉の字は、お酒を醸造する甕(かめ)の形に由来し、かめの中の麹(こうじ)の発酵するさまをあらわしています。
したがって、酉には、物事が成就するとか、熟すとか、老(年老いて練れる、たんまり)などの意味があります。
まら、酉は「猶(ゆったりしている)」にも通じます。
「新しい力の誕生」
「酒甕の中での醸造・熟成」
を表します。
人事・ビジネスにおいて
麹の発酵が熟すように、内部で醸造されたきた新しい勢力がいよいよい爆発することを表します。とくに、午、未や昨日の「申」の段階で煩雑になった事態を整理し、物事に筋道を立てて、紀律を正しておかないと、今日「酉」の時点で大きな変動が起こることを表しています。酉は革命の気とされています。
酉のポイント
酉は、物事の成就、成熟を意味する一方で、特に革命的な勢力の醸成・爆発を意味し、それだけに自らの姿勢を正し、筋をとしてことに当たらなければ、取り返しのつかない結果になることを示しています。
辛酉の意味
「辛酉」は革命の時とされています。下が上を冒し、新勢力が旧勢力を覆して、新体制を打ち立てる機運が熟した、というのが「辛酉」の意味です。それには血を見るほどの辛さとい厳しさが伴います。「酉」は、酒甕の中で麹が醗酵して酒が成熟したことを表し、新しい勢力が充分強力になって、今にも爆発するかもしれない状態を意味します。「辛」にも、下が上を求め冒すとか、新しくするとの意味があり、こちらも革命に通じます。さらに辛いとか、酷いとの意味もあります。
辛酉のポイント
古来「辛酉」の刻は命が革(あらた)まる、とされてきました。それだけに、「丁巳(1/30)」以来延々と続いていた新旧勢力の対立を、この辺で納めるためにも、新勢力の突き上げを上手に裁くことが求められます。「辛酉」はそれに失敗すると、いよいよ明日以降の「壬戌(じんじゅつ)」と「癸亥(きがい)」でこれまでの紛糾と混乱をご破算にできなくなることを教えてくれています。
<干支・星読み>>2017年1月30日 【丁巳】【天将星】調和とバランス・始末をつけて新しきに向かう・最大エネルギー - はたやんの手帖
⭐️天禄星
「甲寅」は算命学の十二大従星の「天禄星」という、「堅実」「誠実」「実直」「中庸」「バランス」のエネルギーを持つ星を備えています。
「天禄星」は別名「影の天将星」「壮年の星」といわれます。「発展」段階の最初の星で、人生の元気の盛りで、社会では中堅幹部、家庭では大黒柱として、堅実で誠実、しかもバランスのとれた沈着さと冷静さを保つ星です。
物事の成就、安定した現実を創り出すエネルギーが最も高いパワフルな星です。
しかし、「陽気」に任せて現実的・肉体的で活動が過多になり、精神的な深い内省や慎重さを欠くと、後で深刻な災いを招くことなると教えてくれています。
⭐️星のメッセージ
現実を動かす・成果を得る・活躍する
中庸・バランス
内省・内観・精神性の修練
最後に
辛酉は革命を意味します。
「甲子は政を革め、戊午は運を革め、辛酉は命が革まる」これを「三革」と言います。
一昨日・昨日・今日は革命•変革•革新のタイミングと読み解けます。
自分一人では自分は磨かれない、なぜなら、目の前の人を鏡にして初めて自分の姿を映し出すことができます。
そして「気づき」の中から自分の中のレボリューション(革命)を起こすことが出来る。
友人、パートナー、周囲の人との人間関係は自分を映し出す鏡だと思いネガティブな感情を感じたらぜひその部分に光をあてて見つめてみてください。それが貴方のレボリューションにつながります。
開運フレーズ
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- 自らの姿勢・態度を正し、筋をとしてことに当たる。
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- 旧態依然たる態度を続けてると厳しい未来が待っています。(因習を断つ)思い切った改革・生まれ変わりの刻です。(血の革命のエネルギー)
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- 中庸・精神的バランス(陰陽のバランス)取り、現実を動かす刻です(チャレンジ)。 星が応援してくれます。
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本日も最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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