「天将星」
「天将星」の概要
算命学の十二大従星の「天将星」は「極み」「極まる」「陽の発展・発揚・顕示」の極まるエネルギーを備えています。「天将星」は別名「皇帝の星」といわれます。何事においても長たる運命を所有している「皇帝の星」です。物事の「極み」に達した状態を表します。一見非常に恵まれた状態で一生にお大半を過ごします。したがって、自然にわがままで頑固で自己中心の人間になりがちです。一方、陽の極みはすでに陰と相い接し、相い争うとしている状態です。そこで、天将星は、「破壊の星」「動乱の星」ともいいます。
「天将星」の特徴
家長ー50代位
人生の頂点の時代
トップの星
- トップの立場に向きます。
- 親分肌。
- 気が強く、気位が高い。
- 周りから頼られる。
- 情が深く脆い。
- 自分勝手、傲慢。
最強のエネルギー
- 人よりも大きな事、たくさんのことをやりなさいという役目を与えられています。
- 強いエネルギーを消化できると大きく伸びます。
- 過保護に育つと伸びません。
一生使い切れるかわからない程のエネルギーの量です。
余ったエネルギーは腐ってしまいます。
そうなると、精神か肉体のいずれかに欠点が出る様になってしまいます。
- 子供:厳しく育てること。苦労した方が良い。
- 大人:忙しい環境の方が実力を発揮できます。
エネルギーを燃焼できていれば人格も実績も手に入ります。
- 寿命が長くなりやすい
(多くのことを成し遂げるには時間が必要)
- 病気に強い(=肉体の苦しみ)
☞エネルギーが強い=現実面が強い
- 器が大きい。
(普通の生き方が不可)
☞この星に活かし方のポイント
今時点、不満が多くても、エネルギーを消化・燃焼することに努める事で、最終的に満足いくものになりまります。
(特に現実面でエネルギーを使うことが大切です)
天将星は一つでもあれば、その宿命の特徴になります。
「午」
十二支で表せば「午(ご・うま)です。
「三礼義宗」には「午」は「長なり、大なり、物みな生長して長大であることを顕示するなり」あります。
「史記」「律書」では「十母(干)」は「丙・丁」です。丙とは陽道が非常に強い(著明)ことをいい、「丁とは万物が強く盛んで元気(丁壮)なことを言う」としています。
一方で、
「漢書」「律暦志」には「午の発展、陰気が陽気に逆らって地を冒して出ようとし陰陽二気が相い争い(咢布がくふ)ます」とあります。
「五行大義」にも「午が忤(ご・さからう)で、万物は盛大になり、枝が入り組んで相い争う」とあります。
「午」には「逆らう・背く・犯す」と言う意味があります。
この星は「陽の極に達した気(活力)であるが故に、すでに陰気に突き上げられて、自己矛盾の陥っている状態」を表します。
まとめ
「家庭生活であれ、仕事上であれ、人生のどこかにアンバランスを持っている時に、天将星は完全に燃焼できる」と見ることができます。それ故に自己の想念が現実性の中にあれば、常に精神性を渇望し追い求めるところがあります。現実的な発展(陽)の極点にある中で、常に陰気の気(精神性)の突き上げを意識せざるおえない状態を意味しています。
まさに王者・首長・創始者の気を持った星です。一見恵まれた状況に見えますが、頑固でわがままで、自己中心的な気で、人の愛情を感受すること無く、人の協力や助けの暖かみが分からないまま進む「孤独で寂しい気」も持ちあわせています。
この星のポイント
- 現実面でのリーダーシップで伸張・拡大する。
- 独善的な偏りに注意する。
- 意固地にならない。
- 人の助け・応援を素直のに受け入れる。
- 膨大なエネルギーを燃焼させることにフォーカスする。
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本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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