【注意必要】大地震と火山噴火世界多数例あり。日本地震活動期に！！震源が阿蘇地方に移動。81km日奈久断層帯ズレ。阿蘇山カルデラ直下まで布田川断層帯。

火山噴火を誘発してきた巨大地震の歴史

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火山噴火は地下に存在するマグマによって引き起こされるので、火山の近くで地震が発生しても、火山の下のマグマだまりに十分なマグマが蓄積されていない場合には噴火は起こり得ません。
つまり、すべての大地震が火山噴火を誘発するとは限らないと考えられますが、過去の歴史を振り返ると、それがそうとも言い切れないのです。
これまで世界各地で発生したM9以上の巨大地震は、例外なく火山噴火を誘発したと考えらます。
これは地震のマグニチュードが大きいと応力変化を起こす領域も広くなり、震源域から離れたところにある火山にまで影響力が及ぶからだと考えられます。
20世紀半ば以降、M9を超える地震が発生した地域では、いずれも近くの複数の火山で数年以内に噴火が生じているのです。
2010年のチリ地震はM8.8で、直後には近くのどの火山も噴火しませんでした。
地震の規模がM9に達しなかったから火山噴火を誘発できないのかと思われましたが、1年3カ月後の2011年6月にコルドンカウジェ火山群の噴火が始まりました。
この噴火もM8.8の地震に誘発されたと考えられています。

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youtu.be

地震と火山噴火の関係

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NHK そなえる防災｜コラム｜大地震は火山噴火を誘発する!?
＜引用＞
2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の後、東北・関東地域ではしきりに地震が発生しています。
これは、巨大な地震によって震源域周辺の地殻内の応力場が変化したためですが、地殻内の応力状態の変化は地震を誘発するだけでなく、地殻内に存在するマグマだまりに影響を及ぼし、火山噴火を誘発する危険性があるのです。
地震が火山噴火を誘発した例として有名なのは、約300年前の宝永地震（M8.6）と富士山宝永噴火です。
宝永地震は1707年10月28日、遠州灘沖と紀伊半島沖で同時に発生した大地震で、いわば東海地震と東南海・南海地震が連動した地震ですが、この49日後の12月16日に富士山がその歴史の中でも珍しいほどの激しい爆発的噴火を起こしました。
20世紀最大級の噴火といわれるフィリピン・ピナツボ火山の噴火（1991年）も、その前年1990年7月16日に約100km離れたバギオ付近を震源に発生したフィリピン地震（M7.8）に誘発されたと考えられています。
地震発生から9カ月後の1991年４月、ピナツボ火山山麓で水蒸気爆発が起こり、カルデラを作った爆発的噴火のクライマックスは6月と、ほぼ1年後でした。
地震に誘発されたと見られる噴火はまだ起こっていませんが、世界の例からすると地震後数年たってから噴火したケースも知られていることから、まだしばらくは注意が必要です

twitterの声

【阿蘇山噴火】日本列島で火山活動期に　御嶽、口永良部…そして阿蘇山 https://t.co/OeUhusOJxY @SankeiNews_WESTさんから
— ばく (@kapibaku) 2016年5月6日

震源地が阿蘇だからって知らんふりしたらいかんよ
阿蘇山噴火したら熊本どころか、九州全体と西日本が危ないから
— あ (@arisa_1009) 2016年5月5日

震源地が阿蘇ばっかじゃん
阿蘇山噴火とかされたら困るんだけど
— ami (@xxxamixxx1) 2016年5月5日

☑ 「阿蘇山噴火計画」がありそうな気配です。「阿蘇山噴火計画」がありそうな気配です。 #seiji #keizai #ニュース https://t.co/kL66BMr6rB
— リチャード・コシミズ (@ric_koshimizu) 2016年5月4日

阿蘇山噴火の堆積物で断層が見えないだけで、中央構造線帯が阿蘇一体を貫通している。震源が大分へ移動しており、四国北部では地殻の歪みが蓄積されている。慶長地震と同様の経緯を辿れば香川県で直下型地震が起きる可能性は高い。この状況で７月にも伊方原発再稼働を決定した原子力規制委に問題あり。
— 森本たかおん (@TakaoMorimoto) 2016年5月2日

最後に

今回の81kmにおよぶ日奈久断層帯がづれ動いておきた熊本県での震度７の揺れを観測した地震を受けて、火山の専門家が阿蘇山への影響を解析した結果、地下にあると考えられている「マグマだまり」が西側に引き伸ばされて変形している可能性があることが分かりました。
専門家は「火山活動が活発化する兆候は見られないが、今後の火山活動に注意する必要があると指摘しています。 f:id:hatayan1214:20160427035933p:plain

阿蘇山周辺の地盤が地震により南西側に引っ張られたことで、中岳の西側の深さ６キロほどにあると考えられている「マグマだまり」が、西側に５０センチ程度引き伸ばされて変形している可能性があることが分かりました。
また、「マグマだまり」の西側の部分の圧力は、地震の前と比べて３％ほど低くなっているとみられるということです。

一連の「熊本地震」で、阿蘇山では地盤が最大でおよそ３０センチ沈む方向に動いていたことがわかっています。
一般的にマグマだまりの圧力が下がれば、マグマの中に溶けていた火山ガスが出やすくなります。

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布田川断層帯が阿蘇山カルデラ内直下まで達していることもはっきりしました。
依然、地震活動は活発であり引き続き阿蘇山に注視が必要です。