引き続きポジショニングのお話です。
「絞り込み」と「掛け算」の考え方で、誰もいない“空き地”に自分の居場所を確保しよう！というのがポジショニングの基本的な考え方でしたね。
「言葉自体は聞き慣れないけど、マーケティング本やビジネス書にそれらしい考え方があったような・・・？」
皆さんそんなかんじでしょうか？
上から目線ですいません。
私もです。笑
ポジショニングはマーケティングに含まれる考え方です。
言葉や表現はそれぞれでしたが、昔からある考え方でした。
しかし大企業の論理ではなく、"ひとりひとりの持つ価値を世の中に発信していこう。"という時代になっています。
そこで自分は何者なのか、それを宣言する事が重要になり
「ポジショニング」という考えが改めてクローズアップされてきたのかな？と思います。
概念的な話はさておき、
では「自分で何かやりたい」もしくは「既に自分でビジネスをしている」方にとってポジショニングをどう活用するか、定義を確認してみます。
はたやん、ヒプノセラピストでもあるので、セラピーを例にしてみますね！
■売り上げる為にどんな事をしているか？
1.マーケティング
→○○○
2.セールス
→どんなサービスか提案する
3.サービス
→実際の施術
この3つバランスをうまーくとって、私たちは売上を上げています。
セールスとサービスは分かりやすいですね。
サービスは実際の施術そのまんまです。セールスは、
例えばポップを作ったり、体験会に来た方に説明したりして
見込客から本当のお客様になってもらう事。
ちなみに「見込客」というのは、私たちのサービスに
興味を示してくれた「お客様になってくれそうな人」の事です。
お客様になってくれそうな人が全然いなければ、
いくら施術を頑張っても長続きしませんよね。
それが最初の「マーケティング」という話になってくるんです。
■ん？そもそもマーケティングって何だっけ？
マーケティングという言葉は、ビジネスをする身にとって
聞かない日はないくらいの日常用語になってきました。
しかし「ではマーケティングとは？」と聞かれて即答できる人はなかなかいません。
元々広～い意味を持った言葉ですから、人により場合により解釈が違ってくるんですね。
“調査”のことだったり、“広告”のことだったり、“ビジネス戦略論”を指す場合もあります。
「マーケティング」を辞書で引いたら、頭が痛くなってきます！（笑）
重要なのは言葉を正確に理解することではなく、
自分たちの行動に落とし込めるかどうか。
そこではたやん的にはこのように定義してみます。
『セールスをする直前までのあらゆる活動の事』
もっと具体的には・・・・
『お客様になりそうな人を集めて、
良い関係をつくり、
自分たちのサービスや商品を欲しいと思ってもらうこと。』
です。
”経営学の哲人”P.F.ドラッカーの本にこんな言葉があります。
■優れたマーケティングはセールスを不要にする。
営業マンだった頃のはたやんが聞いたら「はぁ？」ってなりそうですが、
実際そうなんです・・・。
一生懸命売り込まなくても、お客様が自分から買いに来てくれるような状態にすること。
それがマーケティングだと考えます。
（本当はもう一歩踏み込んだ話もしたけいど、それはまた別の機会に・・・）
マーケティングは分かった。じゃあまず最初に何をしようかな？？
その最初こそが！
『ポジショニング』なんです。
例えば、広告を出す、ホームページを開設する、ブログを書く・・・
こういった活動は、ポジショニング＝あなたはどんな人なのか。これを決めないとスタートできません。
どんな人が、どんなサービスをしていて、どんな悩みを解決してくれるのか。
これがハッキリして、はじめて上記のようなマーケティング活動が始められるんです。
あなたはどんな人なのかを明確にする事が「ポジショニング」という訳です。
どんな人か分からなければ、情報を発信する事も、知ってもらう事もできません。
ビジネスを行う上で重要なのはマーケティング。
そしてマーケティングの最初の一歩がポジショニングです。
ポジショニングという考え方の重要性が明確になった所で、
続きはまた今度・・・（^^）
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