最近面白い本を読みました。
魅力的な人間になるには。
”影の要素も取り込む!!=少し悪い要素の取り込む
確かに
良い人が特に人を惹きつけるとは限らない気がしますよね!
私たちは今のおもての人格を形成するために、
それに反する要素を影の領域においやっていて親切な人は、
冷たい人格を影の領域におしやり、それを発達させないように抑圧してきた。
まさに、
陰陽化、光と影の分化!!
その本では
光と影はくっきりと2つに分かれているのではなく、
その間のグラデーション入れて合計7段階あり、
私たちはホームポジションと言うか主たる人格と言うか、
どれか人格を選び、
それ以外の6つを影の領域においやっていると述べています。
本来であれば、これらすべて統合化すると、
もとの円としての大きな自己に回帰し、
ほんとうの自分と言いますか、
大きな自分を感じながら影響力として現実化する事が出来ているはず、
つまり、今の私たちは7つのうち1つの小さな自己に過ぎずないそうです。
脳の潜在能力と一緒で、
私たちの人格の領域でも、
まだまだ未開拓であるかと思うと、
驚きと同時に、
人間の神秘の奥深さに益々惹かれていきます。😄
人格というのは、
何かを見たり、興味をもったりする活動で成り立っていて、
その人格が、関心を向ける風景、視野、現象があり、
その行為の結果として今の人格が作られていて、
ようは、今の人格を形成するのにますます都合いいものだけを意識して、
それ以外は意識に上がらないようにしている。
人格も潜在的な可能性のうち1部だけを活性化しているに過ぎないそうです。
だから、
よりリラックスし、より大きな自分というものを手に入れたい人は、
この排除した異なる可能性というものを取り戻そうしている人だそうです。
狭量でなく、図太く、また活力もある人になるには、家族を呼び戻すように、
排除したものを少しづつ近づきやすいところから呼び戻すが如く、、、
7つのうち既に活性している人格を持っているから、
次はもう1つ、と言う具合に順々にやるそうです!!
7つの分光は、初めの陰陽分化である”光と闇”の間に跨っているので、
当然かなり闇に近いところにある人格も存在するから、
それを呼び戻すとは、悪魔的なものを引き寄せることに等しいとも述べています。
なんだか、怖い感じもしますが、
光に近いところだけでなく、闇に近い部分も取り戻さないことには、
7つ揃わず、大きな円に回帰出来ないと行っています。
私たちはの誤解は、この世界において陰陽分裂されたものの中で、
一番”陽””光””正”に近いものに接近することで、
一番すぐれたものを手にいれることができると勘違いしていて、
これは陰陽分裂された世界の中で、どこにも脱出口がないまま堂々巡りするかの様であり、
本来、目指すべき地点、次の次元は、陽の側でも陰の側でもなく、
総和としての”中和の領域”にある。と指摘しています。
孔子の言う中庸と言う考え方にも近いのかな?!
皮肉なことに、今の人格を「正」と見た時には、
私たちは裏側で「邪」という物を引き寄せるそうです。汗💦
”正と邪”は表裏一体で、
”邪”を切り離すことはできず、
出来るとしたら、
それは意識しないように忘却するだけのことだそうです。
さらに皮肉なことに、
二極化されて、一面しか見ない人は、
ますます自分で知らず知らずに邪を引き寄せ、
その行動を無意識にやっているそうです。 驚!(◎_◎;)
他人にはわかるが、本人はわからないそうです。笑笑
たしかに心の奥底では今の自分が正であり、
それ以外の要素はみな誤りだと思っているかもしれない・・・・。
世間的に良い人というのは、
真の意味で良い人ではなく、他人から見て、あるいは社会から見て良い人であり、
要求された人格に限定された存在であり続けることに近いと述べています。
単純な発想だと、悪になると良い人でなくなると考えがち、
ワルなのではなく、悪も取り入れて7つ全部合わせるということが大切なので、
その結果私たちは大きな自己に戻る事が出来ると指摘してくれています。
ようは
部分的なワル領域も中和されてワルにならなくなってしまう!!
と言う事ですよね。
参考図書
「Your 7 Triggers to Persuasion and Captivation」Sally Hogshead;write
Fascinate: Your 7 Triggers to Persuasion and Captivation
- 作者: Sally Hogshead
- 出版社/メーカー: HarperBusiness
- 発売日: 2010/02/09
- メディア: ハードカバー
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