壬の意義
「壬」:十干の9番目に当たります。
自然界で「海」「湖」「大河」を表します。
そして、3つの意味を持ち合わせます。
目 次
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「妊(はらむ)」
壬は「妊(はらむ)」を意味します。
壬に女偏をつけると妊娠の「任」の字です。
中国の古典にも「陰極まりて陽生じ、万物が懐妊する」とあります。
すなわち陰から陽へ転換し万物が生じる。
万物を”はらみ始める時”
”いままでの流れが変わり新しいものが芽生える時”
と読み解けます。
「荷を担う」
殷代の甲骨文字で”その上に物を載せて工作する叩き台”の象形を表します。
壬は物を載せその負担にたえることから「責任を担う」と「任務を受ける」を意味します。
中国の明代の辞書(正字通)には「壬は任じると通じ担うなり」と書かれています。
”責任・任務”を他人に任せる時、「任命・委任」も生じます。
責任を担い、様々な執行にあたるべき人を「壬人(じんじん)」と言います。
事を任じるの側の人は「任人」と言います。
正字通 - Wikipedia
「へつらう」
「へつらう」を意味します。
壬はしなやかで弱い木を意味します。
「意思弱くへつらう人物」を指します。
口先だけの軟弱な人物を「倭人(ねいじん)」をと言います。
つまり口先だけの信のおけない人物”倭人”を意味します。
人事・人間関係・ビジネスパートナー注意
”壬”は【人事】【同僚・人間関係】【友人関係】に氣を配る日です。
「辛」の段階で下からの突き上げや、新興勢力の攻勢で噴出した様々な問題が、壬になってさらに増大し、それを解決する為にますます仕事が増えることを笑わしています。
増大したその諸問題を処理する「壬人」(信に値する人)が必要になります。
ただ、そういう時に限って、私利私欲に目のくらむ人、イエスマンや自己の野心を満たそうと良からぬ人間が現れます。
大切な事を打ち明ける人選にも注意を払う必要があることを教えてくれています。
会社・組織
溜まっている過去の課題諸問題を処理する「壬人」が必要です。
この機に乗じて自己の野心を達成させようとする輩が現れます。
登用・人事に「注意」が必要です。
大切な役目を倭人が担うようになれば、問題を孕み深刻な事態となる。
と読み解けます。
フリーランス・個人
”任せるパートナーに注意してください”
”焦り”は禁物です。
一時的に現実を動かす事は、継続的成長にはつながりません。
内なる本当の声を聞かなければ一時的に現実を動かしたにすぎないのです。
その先には、場当たり的な未来が続きます。
術・手法は道具にすぎないことを理解します。
自己の信念体系
”信念(体系)を見直すこと”が大切です。
- ”あなたは何故そのビジネス・ライフワークするのか?”
- ”人と世の中にどんな価値を提供できるのか?”
- ”ビジネス・ライフワークを通して、何に挑戦し、何を成し遂げたいのか?”
- ”どんな大方針・ビジョンを立てれば、追い求める成果を持続的に得られるのか?”
ビジネス・ライフラークの継続的成長の為、「自分の中核的信念体系の見直」を始めるには良い刻です。
壬のポイント
昨日までの「辛」で生じた諸問題がさらに拡大して、その為に取り組むべき仕事がますます増えるので、責任ある地位にいる人々(個人であれば自覚をを強く持つ)が覚悟と強い責任感を持って、問題を一つ一つ解決して行くべきである。と教えてくれています。
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