<干支・星読み>2017年2月10日【戊辰】【天南星】
本日は戊土辰土です。
自然界では陽気の山々を表します。
本日の画像はそんな初夏を感じさせる山々をイメージした画像です。
本日のテーマは、
「初夏の山々」のように、「生き生きとした活力」に満ち、「雄大に」、中で種々も生命活動を育組む「繊細さ」と「包容力」と言ったところでしょうか。
活力を取り戻すためには「剪定」「効率化」「簡素化」が必要ですね。
目次
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戊の意味
自然界で表すなら様々な生態系を内に抱える「山、山脈」を表します。
「遠見からは雄大で落ち着きある姿。近くで見ると従来からの力と様々な諸活動とが同居する様」を表します。
「雄大さと、繊細さを併せ持つ様」を意味します。
「戊」は「茂」に通じ、「益々、”陰・陽”が互いに繁りながら混在している」
戊は大きな刃がついた戈(ほこ)の形を表し、草冠(くさかんむり)をついた茂に通じ、「茂・繁茂する」という意味を持ちます。
「物事(組織・人事・個人)が繁栄するに従い、繁雑化し見通しが悪くなります。無駄を排除する必要がある」と読み解けます。
「漢書*1」「律歴志」には、
「戊の時節、万物は、豊かに美しく栄え繁ります」(豊楙:ほうぼう)
と示しています。
「五行大義」(論干支名)には、
「戊」は「貿(ぼう)」で、「変える」です。
この時節、万物の生長はピークに達します。
生長が極まると、それに対して従来の形様や状態を新しいもの変えます。(貿易)
と示しています。
https://www.amazon.co.jp/五行大義-中国古典新書-中村-璋八/dp/4896192680
人事・ビジネスいおいて
草木が繁茂するように、社会や組織が繁茂するに従って事務が煩雑化し、人事が停滞し風通しが悪くなるので、思い切って無駄を省き、効率をよくすべきことを示しています。
戊のポイント
「戊」は、陽が「丁」よりもさらに盛になる一方、陰陽・新旧の対立が複雑になって旧来の勢力が衰退に向かうので、自体を思い切って整理し、簡素化して、活力を取り戻すべきことを表しています。
『禊(みそぎ)』「身を削ぎ、新しきが始まる」
辰の意味
「辰」は「震」に通じます。
「震は雷が轟き天地が震動する様」を表します。
如何なる事変が起きても恐怖狼狽せずに、しっかり守るべきことを守る事。
を意味します。
易経の「震」の卦には「震は亨(とおる)」とあります。
「最終的に結果は良し」を意味します。
「雷」は陽気の象徴です。
人が雷に恐懼する様に、「言動を戒(いまし)め慎(つつし)み、慌てずに自然に為すべき事をやれば良い結果を得られる」と読み解けます。
つまり
「口は災いの元」を意味します。
初心を思い出して戒慎・謙虚な心構えで周囲に関わります。
その結果、良い方向に向かっています。
何が起きても落ち着いて対処する事が大切です。
「辰」は「伸・振・震」に通じます
- 「伸」は陽気が動き万物が伸びる様を表します。
- 「振」(ふるう・ととのう)は万物の形が整い活力が旺盛になった様を表します。
- 「震」は春が深まり春雷が振るう様を表します。
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人事・ビジネスにおいて
色々と騒がしく、動揺もあり、さらに障害も現れて、情勢がもう一つ定まらない中で、抵抗や妨害を克服して、新しい情勢を創り出すべく力強く進む状態を顕わしています。
辰のまとめ
辰は陽気と活力に満ちた中で外界の抵抗や妨害を物ともせず、旧い状態から抜け出して新しい自体を創り出すべく努力することを教えてくれています。
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戊辰の意味
「戊」は「丁」よりも一層容器が盛んになる事を表してます。「辰」もまた、振・伸・震に通じて、春本番になって、万物が非常に活発に活動する事を意味します。つまり「戊辰」は、物事が大変活気付いて発展拡張に向かうので、自然界で言えば、気が茂り過ぎて風通しが悪くなり、むれて虫がつき、放っておくと枯れてしまう状態を意味し、人事で言えば、会社や組織が急速に繁栄する結果、事務が煩雑化し人事が停滞するので、木に「剪定」が必要なように、思い切って無駄を省き、効率化をすべき事を意味します。さらに、昨日の「丁卯」以上に上・下、新・旧の対立が激しくなってくるので、事態を果断に整理して、活力を弱らせないよう対処する必要がある事を示しています。「辰」にはさらに「崖」の意味があります。崖という障害物に直面してこれを除去しなければならない状況を表しています。
☞戊辰のポイント
「戊辰」は繁栄の極みに達した中での大きな変化と動きを表わします。いかなる障害にもめげず、事態を整理・簡素化して、陽気と活力に満ち満ちた状態を維持する為に努力するべき事を教えてくれています。
⭐天南星
”丁未”は算命学の十二大従星の”天南星”という、「大きな夢と精神の高貴性」「振るい立って新しい状況を切り開く」エネルギーを持つ星を備えています。
”天将星”は別名「青年の星」といわれます。
天南星は十二支では「辰」にあたります。
「辰」は「振・伸・震」に通じ、
「凄まじく奮い立って、古い姿から抜け出す」(五行大義)
「陰陽の気が得を合わせて、辰の時節には万物を麗しく、格好良く振るい立たせる(振美)」(漢書)
「崖の下で働く人を表し、壁に突き当たり状況が今一つ安定しない中で、抵抗や妨害を克服し、新しい情勢を切り開く為に力強く進む」
の意味があります。
活力に満ちた青年が、大きな夢と精神性の高貴性を持って(凄まじく奮いたつ)時、人間としての内面的な自覚が深まり、家庭や社会や環境など、様々な下界の現実との矛盾に悩み、時には失望し、時には怒りに燃えます。
この星は「壁に突き当たって、悩み、怒り、振るい立って新しい状況を切り開く姿」を表しています。
⭐️星からのメッセージ(天南星)
- ”大きな夢”と”崇高なビジョン”
- "奮い立ち、新しい状況を切り開く"
- "諦めない心"
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最後に
「戊辰」は拡張・伸長し過ぎた事(詰め込んだ知識や経験・慢心さ・書類・とっちらかった思考)を整理・簡素化して、本来の自分・シンプルで活力に満ちた自分を取り戻し、それを維持する為に生活習慣・ライフスタイルを見直す時です。
そしてその活力に満ちた状態で、新しい新境地いチャレンジします。
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