<干支・星読み>2017年1月26日 【癸丑】【天南星】
日の出の時です。
スタートの時は「試練」はつきものです
一昨日の”辛亥”、昨日の”壬子”の課題や問題が人・組織において更に活発化します。
パートナー・家族・同僚・チーム・組織、皆で一致結束して善処・善導する時です。
自らを奮い立たせ課題や内なる葛藤に対して多少強引でも切り開く時です。
意思あるところには必ず星の「支援」があります。
目次
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癸の意味
十干の”最終の字”です。
「干行五行説」では、癸は十干の最後で、季節では「季冬」、つまり冬の終わりを表します。
”季節は晩冬で陰極まり行く様”を表します。
”自然エネルギーの蓄積”を意味します。
”癸”の甲骨文・金文等の古代字形を見ると矢尻を四方に突き出したような形をしており、武器の形を表しています。
四つの刃がぐるっと一巡すれば周辺はなぎ倒されます。
”世の中が次の世代に移るために、力ずくで前の世代を終わらせる事”を意味します。
癸は”ぐるぐる回して使用した道具”の象形文字です。
そこから”測る(はかる)”の意義が発生しました。
”測るには目安、標準、ルールが必要になる”
と読み解く事が出来ます。
癸には、物を測るための基準や法則、さらには原理・原則に基づいて、いろいろと計画し企画を立てること、つまり計に通じます。
万事、筋道を立て物を考える。
それに則して企画・政策を立てどんどん実行します。
道筋を踏み外せば、物事は混乱・騒動・争乱になりご破算になる危険性があります。
ビジネス・人事において
様々な雑多な問題が更にに増大した昨日の「壬(1/24)」を受けて、しっかりと原理・原則に基づいた企画や計画を立案し、一致協力してそれを実行するべきと示しています。
癸のポイント
「癸」は状況をよく見極めて原理・原則に基づいた計画を立て、一致協力して諸問題を処理して行くべきことを教えてくれています。
丑の意味
母体内で胎児が産まれ出る時に右手を伸ばした象形文字で、曲がっていた手を産まれたての赤子が初めて伸ばして指先にまで力が宿り強く物を取る。
「始まる」「掴む」「握る」
を意味します。
丑は曲がる腕・芽が曲がりつつ伸びるのを待つ。を意味します。
乙と同じ様に、新しい芽が伸び悩み・悩んでいる形だとも表せます。
屈曲がした腕や芽が伸びようとしている姿。とも言えます。
北から東へ行くと牽牛星に到達します。牽牛の意味は、陽気が万物を牽引して出すこと示しています。(史記:律書)
また、
丑は紐を表します。
紐は束ねる、結なり。
紐は繋(けい)で、万物が芽吹いて、どんどん分裂して行く細胞を繋ぎ合わせ、結合させながら生長して行くことです。(五行大義)
「繋ぐ・束ねる・統率する・結ぶ」
意味もあります。
つまり、
個人・組織であれ生命体・組織体の様々な要素を結び合わせ統合させ、結束させる。
と読み解けます。
また、個人で言えば、
「経験を棚卸して纏める」
「幾つかの才能を統合する」
「チームを創り一致団結する」
とも読み解けます。
ビジネス・人事において
これまでに裏に隠れていた動きや、一昨日の「亥(1/24)」や昨日の「子(1/25)」にその種子ができた問題が、丑になっていよいよ表面化したり、あるいは活発的に動き始めたりします。丑は、人を結束してこれらの新しい動きを善導するべきことを示してくれています。
丑のポイント
丑は、物事が動き始めたものの、いろいろ問題が起こるので、それを創造的な方向に発展させるよう、力を合わせて努力する時だと教えてくれています。
癸丑(みずのとのうし)の意味
「癸丑(きちゅう)」は昨日「子(1/24)」で出た目がまだまだ弱々しく、曲がりくねっている状態ですから、上に立つ人が立派な計画を立ててこの芽をすくすくと伸ばし、のちのちを誤らせないようにせねばならないことを表しています。
「子」で出た芽が「丑(ちゅう)」で曲がりくねりながら伸びる「漢書」(律歴志)*1。とあるように、地支の「丑」は「乙」と同じ意味をもち、ここから始めるとか養うなどの意味があります。
一方「癸」には、水路を測るという意味あり、ここから測るもとになる基準、さらには原理・原則に基づいて、企画や計画を立てるとの意味が出ます。また、「揆(き)」に通じ、宰相*2(にも通じます。したがって「癸丑」は、上に立つ人々が思い切った戦略を立案して「己酉(1/22)」・「庚戌(1/23)」以来積み残されてきた諸問題を一掃し、明日の「甲寅(1/26)」の段階に向かうべきであることを教えてくれています。
⭐天南星
”丁未”は算命学の十二大従星の”天南星”という、「大きな夢と精神の高貴性」「振るい立って新しい状況を切り開く」エネルギーを持つ星を備えています。
”天将星”は別名「青年の星」といわれます。
天南星は十二支では「辰」にあたります。
「辰」は「振・伸・震」に通じ、
「凄まじく奮い立って、古い姿から抜け出す」(五行大義)
「陰陽の気が得を合わせて、辰の時節には万物を麗しく、格好良く振るい立たせる(振美)」(漢書)
「崖の下で働く人を表し、壁に突き当たり状況が今一つ安定しない中で、抵抗や妨害を克服し、新しい情勢を切り開く為に力強く進む」
の意味があります。
活力に満ちた青年が、大きな夢と精神性の高貴性を持って(凄まじく奮いたつ)時、人間としての内面的な自覚が深まり、家庭や社会や環境など、様々な下界の現実との矛盾に悩み、時には失望し、時には怒りに燃えます。
この星は”壁に突き当たって、悩み、怒り、振るい立って新しい状況を切り開く姿”を表しています。
⭐️星からのメッセージ(天南星)
- ”大きな夢”と”崇高なビジョン”
- "奮い立ち、新しい状況を切り開く"
- "諦めない心"
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最後に
一昨日の”辛亥”、昨日の”壬子”で現れた課題・問題がいよいよ発生し、それが作用して個人・組織において新たな活動が始まる。
と読み解けます。
前二日に発生した問題点が、次々と活発化し顕在化しても、それをネガティブに捉えるのでは無く「未来への糧」「必要な試練」としてポジティブに捉えて、パートナー・家族・同僚・チーム・組織の皆で一致結束して善処する時です。
干支も星も、「個人・組織共に”高い価値基準」「ミッション」に沿って善処していけば必ず道は開けると教えてくれています。
本日の開運フレーズ
- 状況をよく見極めて原理・原則に基づいてしっかりと計画を立て一致協力して課題に当たる。(個人であれば固い決意でのぞむ)
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- 物事が動き始めると、同時に問題・課題が起こりますが、それを創造的な方向に発展させるよう、皆で一致結束して善導する。
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- もし今、試練の時だとしたらあなたの崇高なるビジョン・使命を思い出し、感じてみて下さい。そして自らを奮い立たせ切り開きます。この世にネガティブ・ポジティブのどちらかだけ一方が存在する事はありません。「試練と支援は一対」です。星が必ず諦めないあなたを支援します。
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