甲の意義
甲木（こうぼく）は陽木性で、
守備本能を持つ。
自然界に例えるなら、
樹木で剛木を表します。
樹木は天に向かって直上する。
また”はじまり”とか”はじまる”をとも読めます。
象形文字としては、
植物の種子や果物の堅い皮の背き裂け開く形を表し、
魚の鱗。
回りを囲む堅いもの。
殻を破る。
などを意味する。
寅の意義
寅木（とらぼく）は陽木性で、
守備本能を持つ。
季節は春を表します。
十干は甲木で、
守りが堅く独立進取の気を持ち、
万物が出発する所で前進の意味を持ちます。
”人生の出発点”を意味します。
寅の真ん中は、
手をあわせる、
約束する。
の象形を表します。
「つつしむ」の意味もあります。
寅は演に通じ”進展”も意味します。
慎んで協力する事を、
寅亮（いんりょう）といい、
同寅（どういん）は同僚を意味します。
つまり、
仲間が志を一つにして慎んで事にあたり前進して行く。
と読み解けます。
甲寅の意義
今までの古い考え方・慣習を突き破る為に、
皆で一致団結して改革のスタートをする。
しかし、
改革故にリスクもつきまとう為、
慎重に進めていく。
と読み解きます。
最後に
甲木も寅木は季節は春、
守備本能（慎重）を持ちます。
そして、
木＝木で比和を表します。
つまり、
新しい事を始るのには良い日です。
気がかりな事への着手や改革を、
仲間と手を取り合って、
もしくは励ましを得て、
慎重に且つ勇気をもって取り組む。
こんな感じでしょうか？
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