決算数値とは?
財務会計のルールは「決算」という特定の目的に引きずられています。
この目的に引きずられた数値は過去の数値であり、この会計の正しさにはある程度の幅があります。
数字は絶対的なものと錯覚しがちですが、その生い立ちを見るとそんなに絶対のものではないでしょう。
粉飾などの誤魔化しは問題外として、「会計のルール」に従って処理すれば真実で、正しいと認められる会計数値が得られます。
しかし、会計ではこの「真実、正しい」という意味にはかなりの幅があります。
採用する方法次第で大きく数値は変わったりするのですが、会計のルールではこれはどちらも真実で正しいのです。
会計の本質と限界
会計の数値を見るときは、会計の本質を知ったうえで判断していかなければなりません。
また、会計では会計数値で表せることしか表せません。
会社の信用、評判・経営者や従業員の倫理観・技術力、ノウハウ、販売力等経営にとって非常に重要な財産ですが、会計では表すことはできません。
会計というのは「世界最大の発明の一つ」と言われているように、素晴らしいツールではありますが、完璧ではありません。
もともと決算のためのツールですので、経営からみると自ずから限界もあります。
そのことを知ったうえでこのツールをうまく使っていった方が良いでしょう。
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